Ymは、宇宙の果てまでの距離を表せる。
Zmで、宇宙の大規模構造の単位である銀河フィラメントやボイドの大きさまで表すことができることをお話ししましたが、1Zmがほぼ10万光年で、その1000倍の1Ymは1億光年ということになります。
現在観測可能な宇宙は100億光年程度とされているので、Ym:ヨタメートルであらわすと、100Ym程度ということになります。
もうこれ以上の遠くは観測されていないわけですが、予測や理論によれば、現在の宇宙の半径は500Ym程度まで広がっているといわれているようです。つまり、直径は1000Ymとなり、それは、1Rmということになります。Rmはロナメートルと読みます。これで、宇宙の大きさは終了です。SI接頭語はさらにQ:クエタまであるので、今のところ宇宙に関する大きさを表すのに困ることはないわけです。
さて、いかがでしょう。
今までの宇宙の認識が変わった感じがしないでしょうか。
SI接頭語を使ってm:メートル単位ですべての天体の大きさを表してみると、今までぼんやりしていた宇宙の大きさが明確に把握できるようになった感じ化しないでしょうか。
そのことについて、次回は明確に示してみたいと思います。
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