学校では4桁区切り、世の中は3桁区切り、これは大問題

 小学校4年生の算数では、大きな数を習います。

そして、教科書には「右から4けたごとに区切るとよみやすいね。」とアドバイスがあり、一部の問題の大きな数には4桁ごとにスペースが挿入されています。

これは、世の中と違います。世の中は3桁区切りです。

学校で教えることと世の中のルールが違うということは、問題です。
このことをそれほど問題視しない方もいると思いますが、私は大問題だと思います。

万億兆を使わないで、キロ、メガ、ギガ、テラを使えば、この問題をクリアすることができます。

たとえば、1234567890000は世の中では1,234,567,890,000と表記します。
それで、銀行員はカンマごとに、千、百万、十億、一兆とチェックして、
一兆二千三百四十五億六千七百八十九万と、読みます。私にとってはすごく大変です。

これをSI接頭語を導入して読めば、
一テラ二百三十四ギガ五百六十七メガ八百九十キロ、となります。
テラギガメガキロとSI接頭語を逆にたどるのはちょっと戸惑いますが、万億兆を使うよりはずっと読みやすくなります。

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